サッカーの事 （3/26～3/27）

'08.3.26　日本ｖｓバーレーン　
アウェーで2010年W杯南ア大会アジア３次予選２試合目が行われた。
結果は・・・

日本　０－１　バーレーン

 

この試合、全体的に日本のペースで試合を運んでいたかのような印象だったが、前半を０－０で終えて迎えた後半、このままスコアレスドローで終了するかと思われた頃、バーレーンの左サイドからのセンタリングを川口が弾き、そのボールがバーレーン選手の頭上に・・・
山なりのヘッドでのシュートはそのまま日本ゴール隅に吸い込まれていった。

誰が悪いかと言えば、川口が弾いてはいけない場所に弾いてしまったと言えるが、川口は今までも大事なところでポカをしてきた。しかしそれ以上に日本の危機を何度となく救ってきている事は皆さんご存知の通り。
言ってみれば、川口は諸刃の剣みたいなところがある選手。
個人的に川口は好きなんだが、キーパーというポジションを考えたときに、どうしても安定感を考えてしまう。そうすると楢崎の方がいいんじゃないかとも思える。
結果論でしかないが・・・、前回、楢崎が出場した試合の活躍ぶりを考えたら、楢崎でも良かったんじゃないかと思うんだが。

それにしても、日本のキーパーはいつまでも川口・楢崎。
２０１０年を考えた時に、これでいいのかと思ってしまう。キーパーは経験が重視されるポジションで、フィールドプレイヤーに比べて選手生命が長いのも事実だが、いいかげん次の世代を担う選手が出てきてもいい頃なのでは？
というか、育てなければダメなんじゃないか？
この二人を超える選手が出て来ていないのかもしれないが・・・



この試合の印象は、とにかくパッとしない展開。
速攻のチャンスなのに、個人技で抜いていこうという気持ちが無いような・・
一旦戻してどうするかと思えば横パスが続き、相手DFがすっかり戻りきってしまう。

それじゃぁ～　相手は怖くないだろ！

絶対、速攻に持っていけって言ってるんじゃない。
なんでチャレンジしないんだ！
なぜゴールに向って行かない!?
たまには、トップで張っている選手の２･３人で切り込んでみたっていいじゃないか。

サッカーの目的はパスをつなぐ事ではなく、敵のゴールにボールを入れる事だろ？
シュートしなきゃまぐれでもゴールはしないよ。



救いはこの敗戦が、３次予選の２試合目でアウェーだったこと。
日本はバーレーンに負けて“グループ２”の２位になりましたが、まだ４試合残ってます。
おまけに、３次予選は各グループの１位と２位が最終予選に上がれます。
昨日の結果で・・

GROUP2
１．バーレーン　/　勝ち点６
２．日　　　本　　/　勝ち点３
３．オマーン　　 /　勝ち点３
４．タ　　　 イ　  /  勝ち点０
　※ GROUP2最新勝敗表はコチラ

次　戦：'08.6.2　ｖｓオマーン（ホーム）
第4戦：'08.6.7　ｖｓオマーン（ｱｳｪｰ）
第5戦：'08.6.14ｖｓタイ（ｱｳｪｰ）
第6戦：'08.6.22ｖｓﾊﾞｰﾚｰﾝ（ホーム）


油断は禁物だが、まずは現時点3位のオマーンとの連戦に連勝し、グループ2位を確実なものにしよう！
今のままでは、オマーンにやられるかもしれないよ。



他のグループ結果
大混戦必死のグループ１。　　イラクがまさかの最下位

GROUP１
1位：ｵｰｽﾄﾗﾘｱ　/　勝ち点４
2位：カタール　　/　勝ち点３
3位：中国　　　　/　勝ち点２
4位：イラク　　　 /　勝ち点１



GROUP3
1位：韓国　/　勝ち点４
2位：北朝鮮　/　勝ち点４
3位：ヨルダン　/　勝ち点３
4位：ﾄﾙｸﾒﾆｽﾀﾝ　/　勝ち点０



GROUP４
1位：ウズベキスタン　/　勝ち点６
2位：シンガポール　/　勝ち点３
3位：サウジアラビア　/　勝ち点３
4位：レバノン　/　勝ち点０

サウジが26日にウズベキスタンにまさかの大敗。



GROUP５（未確認）
1位：UAE　/　勝ち点４
2位：ｸｳｪｰﾄ？　/　勝ち点？
3位：シリア　/　勝ち点２
4位：イラン？　/　勝ち点？



※3次予選各グループの上位2チームの計10チームが、２つのグループに分かれて最終予選のリーグ戦を行い、各グループの上位２チームがW杯出場を決める。3位チームはプレーオフにまわる。





そして、
'08.3.27 日本U-23代表 ｖｓ ｱﾝｺﾞﾗＡ代表
東京・国立競技場

TV観戦でしたが、TVで観客の人数を見て唖然！
ガラガラじゃないですか？
あんなに空いているんなら、応援に行きたいよ。

どうも、あまり注目を浴びない運命にあるのかU-23代表。
個人的にはスゴく期待している世代なんですが。

こちらの試合は観ていて気持ちのいい試合でした。

アンゴラは確か昨日、日本に到着したばかりのチーム。
まったく本気モードじゃないにしても、国を代表するA代表。
ドイツW杯にも出場したチームで、当時の代表選手が7人来日しているらしい。

そんなアンゴラを相手に若きU-23代表が主力を温存して尚、１－１の引き分け。
1点先制されて、よく追いつきました。

試合展開も、速いパス回しのなかでチャンスをつくり、ゴールを向くサッカーは観ていて気持ちがいい。
こういう試合を、A代表にも期待するんだが・・・
まぁ～　真剣勝負の試合と親善試合では全く違った試合になるのは当然なんでけどね。
相手もこちらを研究してこないだろうし・・・
それでも尚、こういう試合展開をして欲しいんだよなぁ～

研究されても、同じ試合展開が出来るかどうか。
要は、個人・チームの引き出しが多いかどうかって事。
個人の能力で劣るなら、やっぱりチームとしての引き出しの数を多くするしかないんじゃないだろうか？



とにかく

がんばれ
日　　本
A代表　＆　U-23代表

※　～上野・浅草～は次回最終回予定。

タグ：サッカー ３次予選 岡田JAPAN 反町JAPAN

コメント 2

よくよく考えてみると、岡田監督が疲れているだけなのかも。
岡田監督はオシムさんのやり方を引き継ぐ事が出来ない人なんですよ、きっと。
by セキグ (2008-03-30 23:23) 

セキグさん　こんばんは。
個人的には、オシムさんがどんな形であり退陣し、協会が岡田さんに託した以上は、岡田さんに頑張ってもらいたい気持ちです。
オシムさんが岡田ジャパンを遠まわしに批判？なんて記事もありましたが、それはチョット違うんじゃないかなと・・
どんな組織でも、前任者がいろいろ言ってくるのは後任の責任者としてやりずらいし、統制がとれないんじゃないかなぁ～

by ishot14-tama (2008-03-31 22:24)